依頼背景
蒸気配管は、経験と高度な溶接品質が求められるため、JIS溶接資格者がいる弊社にご依頼いただきました。
作業内容
蒸気コイル加工管作成(コンクリート打設時の凍結防止用蒸気配管)
上位会社様の工場内を間借りし、完成品(納入場にて組立なし)をTIG溶接にて作成。
▼製品サイズ:約4m×11m
まとめ
蒸気配管のため、耐久性を意識して、裏波をだしすぎずに溶接して作成しました。
まず、蒸気配管の大きな特徴として、配管の凹凸部や、曲がり部分で衝突を繰り返すため摩擦損傷することが多いことが挙げられます。裏波をだしすぎると、その凸凹が蒸気が流れる際に抵抗となり、上記の通り耐久性を維持することが出来ません。
そのため、曲がり部分には大曲りの継手や高圧継手を使用したり、裏波をだしすぎないことが、品質を1日でも維持するために重要だと考えています。